永遠に続くと思っていた愛情が年月と共に色あせ、二人の間にはいつの間にか秋風が吹いている。
二人でいることが何となく重苦しかったり、口を開けばトゲのある言葉の応酬など。
二人で幸せになりたかったはずなのに、今は二人で居る方が孤独を感じる。

パートナーとの諍いや非難は自信を無くさせ、無力感に襲われ、生きる元気を奪っていきます。
それはやがてセックスレスや不倫、鬱病などへと結びついていきます。

何が二人をこのように変えてしまったのでしょう?
何があれば二人の関係は生き生きと輝き、穏やかさと思いやりを連れてくるのでしょう?

夫婦の問題は愛着や絆に関わる問題だとスー・ジョンソンは言います。
困難な人生を歩いて行くためには、不安なときには側にいてくれ、寄り添い、力になってくれる人が欲しいと思う。
それは人生を生き抜くためにDNAに組み込まれたごく自然の欲求なのです。

人と人とが手をさしのべ、つなぎ、結ばれること。
が夫婦の間で再び結ばれたとき、お互いがお互いにとっての安全な基地となり、穏やかで笑顔の溢れる関係になることでしょう。
ここでは絆を結ぶために必要なものやその方法を考えていきます。